定期点検、運行前点検の必要性と自己責任。
オートバイを安全に乗るために定期点検、運行前点検は必ず行ってください。定期点検はご自分で出来る方はご自分
で、出来ない方はショップに依頼するのが良いと思います。しかし運行前点検はご自分でやらなければならない物です。
50ccスクーターを乗っているお客様のほとんどが「私はわからないから・・」という方が多いのが実情です。趣味というより
は、生活必需品として乗っている場合(通勤や通学、お買い物など)が多いからだと思います。趣味で乗っている方は
大抵自分で調べたり、勉強して興味を持ちオートバイに詳しくなっていきます。オートバイは車とは違います。かなりの
方が色々な意味で車と同じ感覚でオートバイをとらえています。特に「私はわからないから・・」という方はそう思っている
傾向が強いように思います。オートバイは現代の車のように「故障しない」ものではありません。車とは構造も機能も全く
違う乗り物です。エンジンの始動も車種により異なり、ただセルボタン(スターターボタン)を押せばエンジンが始動する
ものでもありません。短い期間でも放置すれば構造上、エンジンの始動性も時間に比例して悪くなります。「私はわか
らないから・・」で済ますのではなく、乗るのであればご自分の安全を確保する上で必ず運行前点検を行ってください。
新車でお買い上げいただいた場合には必ず点検要領が記載された本がついております。
車検をして頂いたお客様、定期点検をして頂いたお客様のオートバイが納車後に故障する場合があります。しかし
点検で発見できる故障と発見できない故障があります。例えばブレーキパットが減っているかどうかなどは点検でわか
るのですが、特に電気系統などは前兆なく壊れてしまう物です。点検したから100%安心、安全ではないのです。
定期点検(車検)した後にイタズラされたり、乗らずに放置すればオートバイのコンディションも変わってきます。ですの
で乗る前には必ず運行前点検が必要なのです。車とは違いオートバイは消耗品の消耗頻度も異なります。タイヤ、
ブレーキパット、オイル交換時期など走行距離に比例して消耗する物、経年劣化により機能低下する物があります。
定期点検時期は一定の走行距離、もしくはあまり乗らないのであれば一定の期間でよいと思います。
定期的に点検しているから安心して乗るのではなく、必ず運行前点検もしていただき、少しでも故障、故障に起因
する事故の確率を減らしてください。いかに100%の安心、安全に近づけようと行うのが定期点検であり運行前点
検なのです。